学習支援

塾ではない!新たな学びの場

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学童によっては、学習支援に力を入れているところもあります。最近では学習塾が学童保育に参入してくるケースもあります。多様化する学童保育の中でも、勉強を一切しない、ということは難しいのではないでしょうか。

学校からは毎日たくさんの宿題をもらい、学童でそれを終わらせる。この流れをする子どもたちが多いのではないでしょうか。(少なくとも、私の勤める学童では宿題は必ずさせる方針をとっています。)

私も「学童保育は学校とは異なる場所であり、教科学習等の限定的な学びではなく、人間関係や基本的な生活習慣の習得等の幅広い学びを、体験的な活動を通して提供する場である。」と思っています。(もちろん、それだけではありません)

もちろん、勉強は大切ですし、宿題は出されている以上、こなさなければならない課題です。ただ、宿題や勉強をするためだけの学童ではない、ということが伝われば、私としては問題ないと思います。

しかし、夏休みや今回の臨時休校等では、通常時とは別の考えを持っています。普段は、学校で家業である勉強を終えた子供たちが通所しています。しかし、夏休みや臨時休校中はその家業が休みなわけですから、学習する機会は家庭や個人のモチベーションに左右されることになります。

学校が休みでも宿題はあるので、別に学童が学校の代わりになって勉強をおしえなければならない、ということではありません。

むしろ、学童としては、夏休みこそ本領発揮です。お泊りにお出かけに、プールに、キャンプに・・・楽しい行事が満載です。それが学童としてのアイデンティティに繋がるわけですから、そこは全力で全国の学童さんに頑張ってほしいです(*´▽`*)

ただ、夏休み終盤は、別の意識を持ってほしいのです。

それは、1か月超の夏休みによって、学習の習慣がなくなってしまっている子たちが大半だからです。

それがいきなり学校再開して、45分の授業を5つも6つも受けるのは、大人でもしんどさが容易に想像できるのではないでしょうか(;^ω^)

(連休明けの出勤って憂鬱な気分の方が大半と周りをみて思う)

これを少しでも緩和するためには、学習の習慣を夏休み通して継続するか、夏休み後半で徐々に習慣化していくか、の2つが有効です。理想は前者ですね(^_-)-☆

個人的には、毎日午前か午後に20~30分程度、机に向かって座らせるだけでも十分効果があります。おススメは朝の時間ですが、学童では昼食後の方がいいのかもしれませんね。食後すぐに激しい遊びをしたりすると、嘔吐や体調不良につながりかねないからです。

私の学童は昼食後40分の学習時間を最近導入しました。

これを受けて、私は机に向かって静かに一人で取り組めるものは基本的にOKにしています。

例えば、宿題、読書、ぬりえ、お絵かき、おりがみ、等ですね。

ただ、その中で、2回に1回くらいは課題プリントを学年順に用意したりします。それは、個人によって学習の定着度に明らかな差があるからです。

また、プリント道場という制度をコロナ期間中で導入しました。

これは、①~⑩まである道場プリントを好きな時(昼食後の時間にやる子が多い)にやって、職員に見せて、全部正解したらシールを表に貼ります。三種目(国語、算数、パズル)10枚あり、子ども達は好きな種目を個人的に選んで頑張って取り組んでいます。

学習時間を提供するからには、ある程度提供する側も準備が必要です。

自作道場プリント 算数編 1年生用

強制でやったり、この学習活動がメインになってくるともはや、塾です。

しかし、この活動を通して、学校生活にスムーズに移行できるならば、学童保育の一環として、取り組む価値は十分にあります。

まずは、

机に向かって、一定時間座る練習から始めてみてはいかがでしょうか。

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学童保育に携わる筆者が、子どものより良い成長について「遊び」と「学童保育」を中心に発信していきます。

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